2025年1月14日
配筋検査とは?建物の安全を守る大切なステップ
進行中の新プロジェクトで「配筋検査」を実施しました。
普段はあまり耳にすることのない言葉かもしれませんが、建築や土木の現場では欠かせない建物や構造物を支える重要な工程のひとつです。
■ 配筋検査とは?
簡単に言うと、配筋検査は鉄筋コンクリート構造の「骨組みチェック」です。
鉄筋コンクリートの建物では、鉄筋が骨格のような役割を果たし、建物の強度や耐久性を支えています。
でも、鉄筋の配置が設計図どおりにできていなければ、どんなに頑丈そうな建物でも問題が発生する可能性があります。
配筋検査は、それを未然に防ぐための大切な工程なんです。
■ 検査で何をチェックするの?
配筋検査では、以下のようなポイントを確認します
・鉄筋の位置や間隔が設計図通りか
・鉄筋の太さ(径)や本数が適切か
・継手や定着の長さが規定を満たしているか
これらがしっかり守られていないと、地震や風の力で建物が損傷しやすくなるリスクがあります。
■ 配筋検査はいつ行うの?
この検査は、コンクリートを流し込む(打設する)前に行われます。
一度コンクリートを打設してしまうと、中の鉄筋の状態を確認するのが難しくなるため、事前チェックがとても重要です。
施工中にミスが見つかった場合、その場で修正を行い、品質を確保します。
■ 配筋検査が建物を守る
この工程がしっかり行われることで、設計通りの強度を持つ建物が完成します。
たとえ目には見えない部分でも、配筋検査のおかげで安心して暮らせる家や、頑丈な橋ができるのです。
配筋検査は、地味な作業のように思えるかもしれませんが、建物や構造物の安全性を守る縁の下の力持ちのような存在です。
当社の施工例もご覧ください☺
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